フェムドム

フェムドム (Femdom)は、フィメール・ドミナンス (Female dominance)の略で、いわゆるBDSMプレイにおいて、女性側が支配的な役割を果たすことを意味します。

では、そもそもBDSMプレイとはなんでしょうか?BDSMとは、B (Bondage)=ボンデージ・束縛、D(Domination/Submission)=支配/服従、S(Sadism)=サディズム、M(Masochism)=マゾヒズム、これらを略した言葉です。SMプレイというとどこか特殊性癖のような印象を受けがちですが、例えば手首を縛られたことがある、などなど、その実、多くの人がBDSMを体験したことがあるはずです。

さて、話を戻しましょう。BDSMプレイにおいて、通常サディスト、支配的な側になりやすいのは男性側といえます。逆に、サディスト側に女性が回るのは珍しい事であり、特に日本人の中では「恥じらい」や「女性らしさ」を無意識のうちに考えてしまい、なかなかフェムドム(Femdom)を体感する機会は少ないことでしょう。しかし、その分フェムドム(Femdom)には需要があります。次の項で少し詳しく見ていきましょう。

なぜ男性はフェムドム(Femdom)を好むのか?

フェムドム(Femdom)におけるプレイでは、少し手首を縛るといったことから、男性用貞操帯による射精管理まで、幅広いプレイが行われます。さらには、サディスト=支配的なロールプレイを好む女性の中には、ペニスバンドと呼ばれる下着を身に付け、男性とのアナルセックスを好む方もいます。

Femdom

これらは、普段なかなか体験することができないため、マゾヒスト的な欲求を持つ男性にとっては、フェムドム(Femdom)を体験できる機会は貴重であり、体験できなくとも、そういった動画を見られるだけで性的興奮を促されるものです。いつもはおとなしい女性が、ベッドの上では支配的な姿に……、というのに憧れてしまうのも無理はないでしょう。

何故女性はフェムドム(Femdom)を行うのか?

フェムドム(Femdom)は、なにも男性と女性の性行為のみに適用されるわけではありません。女性がサディスト=支配的であれば良いため、そのパートナーは男性、女性どちらでもかまわないのです。そのため女性同士、レズビアン同士のプレイにおいてどちらかが支配的なロールプレイを果たした場合にも、それはフェムドム(Femdom)と呼ばれます。

そのうえで、男性とのプレイにおいて、女性がフェムドム(Femdom)を行うのは、先述したように普段は抑圧された欲求=誰かを支配したい、普段は立場が上にあることの多い男性よりも上に立ちたい、といったものが、性行為のプレイスタイルとして表出してくるものだと考えられます。そして、日本人の中では特にそういった欲求を表に出すことが憚られている傾向にあるため、恋人との密な時間にそういった支配欲求を満たそうとするのかもしれません。いずれにせよ、フェムドム(Femdom)は、男性・女性、どちらにも魅力的なロールプレイであり、それを求めている人は数多くいると思われます。

フェムドム(Femdom)の魅力

ここまで、フェムドム(Femdom)の魅力について述べさせていただきました。

男性、女性、どちらにとっても、普段表すことのできない欲求をベッドの上で発揮するのがフェムドム(Femdom)といえます。

ぜひパートナーと一緒に、フェムドム(Femdom)に挑戦してみてくださいね♫